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2018年3月3日土曜日

キミトユメミシ、無料公開の裏話。

更新が途絶えてるスタッフブログってみっともないと思いませんか?

なんですか、開けっ放しにして手入れもしないで。

ブログもお股も、手入れしないで開きっぱなしってのは良くないと思うんですよね!




というわけでLaplacianスタッフブログ、1年3ヶ月振りの更新です。

前回の更新は2016年11月19日。

イイ、イクの日ですね。

長い1年3ヶ月でした。

この間、決してこのブログの存在を忘れていた訳ではないのです。

剛毛なヤリマンのごとくこのブログを手入れナシで開けっ放しにしていたのは、次に書く内容を決めていたからなのです。

題名の通り、『キミトユメミシ』のエンジン移植についてですね。

TwitterやLaplacianの公式サイトをご覧頂いたかたはすでにご存じだと思いますが、現在『キミトユメミシ エンジン移植版』はDMMLaplacian公式BOOTHにて無料配布しております。

まずは、製品版『キミトユメミシ』の起動ができなかった皆様に、告知してエンジン移植の対応が遅くなったことをお詫び致します。

製品版、重かったですよね。

なにか新しいことに挑もうと、デビュー作でマルチプラットフォーム対応に打って出たものの、今思えば非常に時期尚早でした。

技術力も足りていなければ、プラットフォームが増えることによって発生する新しい作業を全く想定できいなかった。

結果、もっともユーザーが多いWindowsでの動作が不安定で、動く場合でもストレスの多い状況になってしまいました。

ご迷惑をお掛けした皆さんにお詫びするとともに、こんな暴れ馬な作品でも愛してくれた皆様には本当に感謝しております。

ちなみに、今回は大きく『エンジン移植版』と謳っておりますが、製品版で採用したエンジンに問題があったのではなく、それを採用したLaplacianが各環境に最適化する段階でしくじった、というのがコトの顛末であります。念のため。

さて、ここではせっかくなので、いかにキミユメの移植版を無料公開するに至ったか。

また、無料公開に際してLaplacianがなにをしたか、を簡単にご説明したいと思います。





キミトユメミシのエンジン移植作業は、2作目である『ニュートンと林檎の樹(以下ニューリン)』の開発と同時並行で進めていました。

移植の作業を終えて一通りのチェックが済んだのは、ニューリンが発売して間もなくの頃。

そこで問題になったのが、配布方法でした。

そもそもエンジンが移植されてるので、パッチでの配布は難しい。

希望者に移植版ディスクを配布しようにも、製品版にユニークキーもアンケートはがきも付いていないので、購入者判断ができない。

なんとか購入者判断の窓口を作ったとして、動かなかったからパッケージを売っ払った場合はどうするか。

というかそもそも、この対応をしたあとの製品版はどうなるん?

配布方法が複雑化すればするほど、芋づる式に問題も増えるし、なにより、購入してくれたユーザー側に今更手間を強いるのもいかがなものか……。

喧々諤々の議論の末に辿り着いたのが、完全無料配布という、開き直った方法だった訳であります。

これなら、製品版が動かなかった全てのユーザー(既に手放した人も含めて)に届くし、逆に問題なく動いたユーザーさんはスルーしてくれればいい。

おまけにLaplacianとしてはディスクの製造をしなくていいし、送料もかからん。うまくいけば新しいユーザーもプレイしてくれるかも。

と、方針が決まったので全国の販売店さんに製品版の在庫・販売の動きを確認し、

「え? キミトユメミシを無料配布? あぁ大丈夫っす、全然売れてないっす」

と、励みになる回答を頂き、本格的に無料公開に向けて準備し始めました。

準備とは具体的に言うと、

我々にできる範囲で、市場から製品版をなくす、

という作業です。

無料公開の直前までしれっと商品出荷するのもどうなん? というね。

Laplacianにお金がわんさかあれば、市場に出回ってる分を買い占められたんですが、すみません、それはできませんでした。

そして、ロットアップと称して倉庫に残っていたパッケージを全処分した訳です。

まぁそもそも公言している通り、『キミトユメミシ』は単体でみると赤字タイトルなわけで、

ロットアップしたのに赤字ってバカなの? 

という話になっちゃいますからね。

あわせて、DL版の公開は2017年12月いっぱいで打ち切らせて頂きました。

こうして商品の供給をストップさせて2ヶ月、やっとこさ無料公開に至った次第です。

というわけで製品版をご購入頂いた皆様、大変長らくお待たせ致しました。

ご協力・ご理解頂いた各販売店さま、関係者さま、ありがとうございました。

そしてキミトユメミシ製品版よ、キミの役割は一旦終わりだ、ご苦労さま。

個人的にはずうぅぅっと喉にこべりついていた精子をやっと飲み下せた思いです。

ツイッターでエゴサしていると「ニューリンおもろかったからキミユメも買ってみるわ!」と言ってくれてる人もいたりして、

それを見る度に「大丈夫かしら……ちゃんと動くかしら……」

とやきもきする日々でありました。

これからはエンジン移植版を是非、ご利用下さいまし。

ちなみに、市場に出回っているパッケージ版にはサントラが入っていたりするので、中古で見つけたらサントラを買うつもりで買うのはアリだと思います。

そしてもう1つ、追加の告知ですが……。

エンジン移植版の修正パッチが近々出ます(オイ

ちょっと、バグ報告を、頂きましてネ……。

全然懲りてねぇ、っていうね。

スミマセン、本当にスミマセン。

そんなLaplacianは現在最新作『未来ラジオと人工鳩』を絶賛開発中です。

読み方は、ジンコウバト、濁点アリです。

今作も、皆さんの予想、期待の斜め上をいく作品になるよう鋭意制作中です!

公式サイトは3月10日公開。

乞うご期待!


緒乃